■第二回 艦つく艦艇コンテスト 受賞作品
■造船技師 オヨルン様
815号艦、及び防空巡洋艦試案を基に建造された巡洋艦。同型艦なし。
10cm高角砲を7基搭載するが、両舷の2基は重量削減のため露天の砲架型とした。
電装系は対空レーダーを13号のみとした一方、射撃指揮装置を充実させた。水雷兵装も従来軽巡レベルを維持。
1万tクラスの大型艦であり安定した射撃を実現した他、拡張性にも優れ、戦後はテリアSAM搭載/NTU改修を施されている。
1944年に就役し、マリアナ沖、レイテ沖海戦に参加。戦後も生き残り、護衛艦として活躍して1994年に退役。
保存の署名が集まっており、海上自衛隊の祖を築いた功績により記念艦となった。