■第二回 艦つく艦艇コンテスト 受賞作品
■造船技師 無色透明丸様
排水量1万2000tクラスの大型軽巡洋艦。15.5cm砲を5基15門、
61cm4連装魚雷発射管を6基24門搭載した絶大な攻撃力を持つ巡洋艦として設計された。
代償として対空兵装の搭載数は減っているが、
従来より旋回性能を高めた12.7cm高角砲を搭載することで対空能力をカバーしている。
重量効率に優れた大型ボイラーと容積の小さい中型ボイラーを混載しており、
整備性を犠牲に35ktの速力を確保している。
一方で装甲面は軽巡洋艦に標準の域を出ず、
魚雷の搭載数が多いことからむしろ不安が残る設計となっている。
本級はあくまで「15.5cm砲を搭載した軽巡洋艦」であり、
重巡や戦艦にもある程度対抗できる軽巡洋艦というコンセプトのもと設計されている。