艦船に搭載する火砲。艦の主たる兵装であり、象徴でもある。
4.7cm砲
12.7cm砲
20cm砲
30.5cm砲
46cm砲
仏オチキス社によって製造された速射砲。
製造当時は弾速や命中精度に優れ、対水雷艇用の兵装として用いられた。
敷島型戦艦等、1890年ごろに建造された多くの戦艦や装甲巡洋艦に装備された。
対艦戦闘を重視して設計された平射砲であり、極めて優秀な射程距離や初速を誇る連装砲。
駆逐艦島風などが主砲として装備した連装砲で、C型で下げた最大仰角を再び75度まで引き上げている。
最大仰角は引き上げられたが照準器や装填機構などが対応していないため、対空攻撃は限定的である。
空母赤城や空母加賀が装備した単装砲。
A型と同様に砲室形式のため非常に重量が軽いが、最大仰角が小さく射程距離は短い。
空母に装備するため円錐台架に載せられている。
英国アームストロング社によって製造された連装砲。
製造当時世界最高の砲熕兵器と謳われたほどの性能を誇る。
戦艦三笠に装備された主砲であり、日露戦争において多大な活躍を見せた。
艦船に搭載された中で世界最大の艦載砲である、大和型戦艦が装備した三連装砲。
その圧倒的な射程距離と驚異的な威力を活かして、敵の射程圏外からの遠距離砲撃を期待された。