前艦橋
Fore Bridge
操艦、観測などの重要な機能を持つ艦の司令塔。艦のシルエットにも大きな影響を与える。
峯風型
睦月型
青葉型
敷島型
鳳翔型
峯風型 - 前艦橋(1920)
峯風型駆逐艦の前艦橋。
発射管まで魚雷を送るための空間を確保するため、船体に対してかなり幅の狭い構造になっている。
露天式の羅針艦橋構造であり、雨天時にはキャンバスで覆うことで対処した。
睦月型 - 前艦橋(1941)
睦月型駆逐艦の前艦橋。 第四艦隊事件後に性能改善工事が行われ、羅針艦橋は幅を縮小して固定天蓋が設置されている。
25mm単装機銃2挺を艦橋左右に1挺ずつ装備している。
青葉型 - 前艦橋(1943)
青葉型重巡洋艦の前艦橋。
前檣が破損したことで新たに三脚式の前檣が設置され、防空指揮所も拡大されている。
25mm三連装機銃1基を艦橋前部に装備している。
敷島型 - 前艦橋(1900)
敷島型戦艦の前艦橋。
非常にシンプルな構造であり、露天式艦橋の両側に深照灯が設置されている。
鳳翔型 - 前艦橋(1922)
空母「鳳翔」の前艦橋。 アイランド型艦橋構造をしており、羅針艦橋上部に三脚式のマストが取り付けられている。
艦橋前部の飛行機揚収用のクレーンは起倒式であり、艦載機の発着艦時以外は倒されていた。