かつては帆走用の設備であったが、機関が発達してからは専ら通信・観測などのために設置されている。

吹雪型

天龍型

青葉型

金剛型

長門型

吹雪型駆逐艦の後部マスト。
シンプルな単脚式のマストになっている。

天龍型軽巡洋艦の後部マスト。
シンプルな単脚式のマストになっている。

青葉型重巡洋艦の後部マスト。
基部は三脚式となっており、前後の艦に主砲砲撃距離を伝える示数盤が縦に3つ取り付けられている。

金剛型戦艦の後部マスト。
射撃観測所が設置されている。

長門型戦艦の後部マスト。
三脚式の基部がクロスツリーを支えており、上部に長大なトップマストを持つ。
基部の支柱が艦尾方向に伸びているため、安定性が高い。