機関から生じたガスを排出する。通常、煙路の長さや担当する缶室などを考慮して設計・設置する必要がある。
睦月型
陽炎型
高雄型
扶桑型
大鷹型
睦月型駆逐艦の1番煙突。
竣工時に比べて煙突頂部が高くなっており、排煙による視界不良が軽減されている。
陽炎型駆逐艦の2番煙突。
探照灯が設置されている構造物は後部操舵所である。
25mm連装機銃2基を煙突前部に装備。
高雄型重巡洋艦の1番煙突。
誘導煙突となっており、射界、視界共に広くとることができるため、指揮性能の向上に貢献している。
扶桑型戦艦の煙突。
近代化改装によって2本煙突は1本にまとめられており、煙突頂部に雨水除去装置が取り付けられている。
13mm四連装機銃2基を煙突前部左右に装備している。
大鷹型空母の煙突。
本型は中・低速艦に分類され、排煙量が少ないため小型の1本煙突となっている。
右舷から突出して斜め下方を向くという日本の空母における標準的な様相を呈している。